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夏のキャンプ@男鹿 その4

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8月15日、男鹿2日目の午後である。昼過ぎまで海で遊んだ3匹(バカざる、ヒメざる、大ざる)はまずいそーめんを昼食にとり、買い出しに出かけた。15:00を過ぎていた。買い出しをするには車で30分程度走って町まで出なければならない。今日は日没を見る計画をしており、それまでには買い出しを終え更にこのキャンプ場より先の入道崎("乳頭の先"ではないので注意!)まで行かなければならない。我々は町に車を飛ばした。
買い出しを終えた頃既に空が紅くなりはじめていた。「うおおお、日が沈んでしまうううう。」一路入道崎へ向かった。こういうときに限って、前をチンタラ走る奴がいるのである。「うおおおお、じゃまだあ、どけどけどけどけえ」。キャンプ場まで戻ってきた。お日さまはだいぶ西に傾いている。こんな時バイクに乗ったカップルなら
 男 「ちょっと飛ばすからしっかりつかまっているんだぜ!」
 女 「うん。」
なんて会話が交わされるのだが我々の場合、
 運転手「うおおおおお、どけどけどけどけえ?い」
 他2名 「いけいけいけえ?い!!」
なのだ。同じ夕日を見るんでもシチュエーションが違うとこおうも変わってしまう。
途中から同じように入道崎を目指す車の後ろについた。こちらも急ぐがあちらも急いでおり、まるでラリーのような2台になってしまった。
おかげで2台とも日没前に到着する事ができた。入道崎には既にたくさんの人がカメラをもって待っていた。かなり本格的な人もいてどっしりとした三脚にでかい望遠をつけて構えていた。我々もビールを飲みつつ撮影会をしながら日没を見た。雲に多少邪魔されたがきれいな日の入りだった。ボーッと見てると「1日が終わるんだなあ」と実感できた。
入道崎 にて
 その日の夕食はちかおシェフによるスパゲッチーであった。トマトベースの手作りソース、レトルトカルボナーラ、レトルトミートソースの3種類であったがシェフの手作りソースが抜群に上手かった。
ちかおシェフによるスパゲッチーを食うサル
 最終日の晩で白ガスがかなり底を突いていたので炭を多用しての料理だったが炭の火力は強く炭の偉大さを痛感した。
翌日、昼まで海遊びをした我々はその晩、一ノ関(岩手県)の民宿に1泊し翌朝浦和を目指した。
こうして、今年の夏合宿は幕を閉じた。
合宿終了の後に我々を待ち受けていたものは、社会復帰のための苦痛の日々と日焼けのためのかゆい背中と足、そしてぼろぼろむける皮であった。
おしまい。
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